鉄道輸送に「擦れ防止カートン」 物流関係者の注目集める (1/3ページ)

2013.7.15 12:04

鉄道輸送中にカートンの「擦れ」が頻発、現地で詰め替える事態も少なくなかった

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 地球環境に与える負荷が比較的低いとされる鉄道輸送。国土交通省によると、同じ貨物を同じ距離運んだ場合、トラック輸送と比べ二酸化炭素(CO2)排出量を6分の1以下に抑えられる。キリンビバレッジが考案した「擦れ防止カートン(段ボール箱)」は、そうした鉄道輸送の品質を高める工夫から誕生した。トラックから鉄道への切り替えを促す一助として物流関係者の注目を集めている。

 「トラック便なら問題ないのに、貨物列車はカートンの『擦れ』が多い。どうにかならないか」。5年ほど前、キリンの物流部門からこんな悲鳴が上がった。鉄道コンテナに積み込んだ大型ペットボトル(1.5~2リットル)飲料のカートンが輸送中にこすれ合い、箱の損傷や印刷の汚れが頻発していたのだ。

 カートンは商品の保護材であると同時に、顧客からは商品の一部としてみられる。中身に問題がなくても、ひどく傷んだ場合は納入を拒否されることが多い。その場合は出荷先で新しいカートンに詰め直さざるを得ず、必然的に輸送コストの増加を招く。

任されたのは生産本部技術部の吉井孝平主任

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