カネボウ化粧品は7日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の健康被害が出ている問題を受け、品質管理部門と消費者向け相談窓口を12日付で親会社の花王と統合すると発表した。グループ内で一体運営することで、製品の安全基準や顧客対応を強化する。
品質面では、カネボウの研究技術部門の一部を花王の品質保証本部に統合。新しい成分の安全性などを確かめる社内審査や発売後の製品に関し消費者から寄せられた相談の分析などを行う。消費者窓口は、カネボウの「コンシューマーセンター」を花王の「生活者コミュニケーションセンター」に統合する。
カネボウは2009年に花王の情報システムを導入。消費者からの相談などをコンピューターに全件入力し、その内容を関係部署で解析できる仕組みを作ったが、今回の健康被害を「肌トラブル」ではなく「相談」に分類して入力したため、対応が遅れ被害が拡大した。