ANAホールディングス(HD)は27日、ミャンマーの中堅航空会社と資本提携する方針を明らかにした。民主化の進むミャンマーを拠点に東南アジアに路線を広げ、経済成長が著しい新興国の旅客需要を取り込む構え。
ANAHDが出資するのは、ミャンマーで国内線を展開するアジアン・ウィングス(本社=ヤンゴン)。来年3月末までに30億円を投じて、現地航空会社への出資規制の上限に相当する49%の株式を保有する。
ANAHDは昨年10月、12年ぶりに再開したミャンマー線(成田-ヤンゴン)を再開。ミャンマーの経済成長とともにビジネス需要を中心に旅客数が増加しているため、9月末から機材を大型化して毎日運航に切り替える。アジアン・ウィングスの国内路線を、日本からの乗り継ぎとしても活用できる利点もある。ANAが保有する航空機もリースすることを検討する。
ミャンマーでは日本企業の投資が活発になっており、航空分野でも、三菱商事と日本航空系商社JALUXが、同国第2位の都市マンダレーで、国際空港運営の事業権をめぐる優先交渉権を得ている。