新たな言葉は同社がインターネットで毎月約20ずつ配信し、ぬいぐるみに内蔵したSDカードにダウンロードする方式を採用。素材も柔らかく触り心地のよい素材に一新した。価格は1万4175円とぬいぐるみとしては高価だが、「親・子・孫の三世代で長く楽しめる」(森江リーダー)と価値を訴求する。
タカラトミーアーツのおしゃべり人形「夢の子ネルル」と「夢の子ユメル」(各9975円)は1600通り以上の言葉を話すほか、手を振ったりまぶたを動かすなどして呼びかけに反応するのが特徴だ。
「独り暮らしの高齢者にとって会話のきっかけや癒やしになるとの声も多い」(広報)という。現在は犬やスズメなどのぬいぐるみに同様の機能を搭載したヒーリングパートナーシリーズとして展開。当初は子供向けに開発した人形だったが、購入者の約8割は50歳以上という予想外の逆転現象で売れ続けている。