浄水器や医療用水処理装置の販売を手がける三菱レイヨン・クリンスイ(東京都中央区)はこのほど、「防災備蓄に関わる意識・実態調査」をまとめた。
全国の20~69歳の1030人を対象に実施した調査では、水の防災備蓄について54.2%が保存していないと回答、昨年調査と比較しても約1割減少した。
水を保存していない人のうち保存意向がありながらも非保存の回答が34.5%。理由は「保存場所がない」がトップで、住環境の問題で場所の確保が難しい現実が推測される。緊急時のペットボトルについて、男性は37.9%、女性では53.6%が保存しており、女性の意識が高かった。また地域別では最も多いのが関東の54.8%で、最低は九州の28.9%だった。