定保英弥社長【拡大】
帝国ホテルの定保(さだやす)英弥社長は3日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、早ければ来春にもシンガポールか香港のいずれかに営業拠点の新設を検討していることを明らかにした。ビジネスや観光で訪日する富裕層の取り込みが狙い。海外営業拠点は現在、米ニューヨークのみで、実現すればアジアでは初めて。
主に現地の主要企業や旅行代理店などを対象に営業活動を行い、東京や大阪など国内の直営ホテルの利用を働きかける。定保社長は「確実に増えていくアジアからの顧客をもっと取り込める態勢にしたい」と語った。
主力の東京では現在、宿泊客全体に占める海外の地域別比率は北米が約15%、アジアが10%強、欧州が10%弱。定保社長は北米は現状を維持する一方で、将来的に欧州をやや高め、アジアを15%に引き上げていく考えを示した。