スクウェア・エニックスはこのほど、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズを、スマートフォンとタブレット向けに配信すると発表した。スマホの急速な普及と端末性能の向上に伴い、スマホでゲームをする利用者が増加。国民的な人気を誇るゲームを配信することで、新規顧客の獲得を狙う。
配信開始時期は今冬を予定しており、「ドラゴンクエスト8」を皮切りに提供を開始し、iPhone、iPadやAndroid端末で利用できる。価格は未定。スマホとタブレット向けの完全新作となる「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」の提供も合わせて発表された。
同シリーズは、最新作の「ドラクエ10」まで累計6200万本以上が出荷された。これまで家庭用テレビゲーム機中心に販売してきたが、スマホやタブレットでもゲーム機と同じ品質の内容がいつでも手軽に楽しめるという。
NTTドコモと提携し、「ドラクエ10」をドコモのスマホとタブレット向けに今冬から配信することを発表しているスクウェア・エニックスは、代表作のひとつ「ファイナルファンタジー」シリーズもスマホで展開するなどしており、今後スマホのゲーム市場で注目を集めそうだ。