「不調」相次ぎ建設業界ため息 人材不足、資材高騰が深刻化 (1/2ページ)

2013.10.17 06:00

 建設業界で人材不足と資材高騰が深刻化し、公共工事の入札が成立しない「不調」が相次いでいる。東日本大震災からの復興関連の公共事業だけでなく、今後は来年4月の消費税率引き上げの景気下押しを防ぐための経済対策や、2020年東京五輪開催に向けた施設整備が本格化するだけに、入札の不調が続けば景気浮揚の足かせとなりかねない。

 「人手不足は関連する全業種に波及している。政府は、外国人労働者にビザ(査証)を発給して現場で働いてもらう対策を本気で考えてほしい」。東京都内の中堅建設業者はため息をついた。

 地方自治体が発注した健康施設の入札は、3回目の「不調」となった。この業者は、今後も資材価格や人件費などのコストが上昇し、「受注すれば赤字になる」とみて、入札参加を見送ったという。

 震災の被災地でも、状況は変わらない。宮城県(仙台市を除く)が発注する13年度下期(13年10月~14年3月)の公共工事の場合、計画数が約800件で、このうち約7割が堤防工事などの土木関連。だが、地元では「全てをこなすのは難しい」との見方が強い。用地買収の難航に加え、人材不足と資材高騰が続いているためだ。

工事現場で働く職人の減少と高齢化が深刻化

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!