マンダムは18日、世界で初めて30~40歳代の「ミドル男性」特有の体臭の原因物質を解明し、その発生を抑える成分を発見したと発表した。ミドル男性に多い不快な体臭は、加齢臭とは別の原因物質が作用すると特定し、同物質の働きを抑制する成分を見つけた。来年2月には抑制成分を配合した男性用化粧品などを商品化する。
同社は男性の多くが「30~40歳代に体臭の変化を感じる」という調査結果から、50歳代以降に顕在化する加齢臭の原因物質「ノネナール」とは別の成分が働いていると予測。各年代の男性の体臭を調査したところ、ミドル男性の頭部から20歳代に比べ強い脂臭を発していることを突き止めた。その臭い成分を解析した結果、汗中の乳酸の酸化などで発生する悪臭成分「ジアセチル」が原因と特定した。
さらに、臭気成分の抑制が期待される102種類の植物エキスを調べると、フラボノイドを含むカンゾウやケイヒなどが、乳酸の変質を抑制する高い効果があることを見つけた。西村元延社長は「体臭が気になるミドル男性は増えており、これに対応する商品は男性化粧品市場の活性化につながる」と強調する。
まず来年2月24日には、ジアセチルの抑制成分を配合した薬用シャンプーやボディウオッシュなど4つの製品(840~1522円)の発売を予定しており、その後も制汗剤など商品群を拡大する方針だ。