市場調査を手がけるインテージリサーチ(東京都東久留米市)などは、製品の原材料調達から生産、使用、廃棄まで排出された温暖化ガスを二酸化炭素(CO2)に換算して数値化した「カーボンフットプリント」と呼ばれる仕組みを活用した「どんぐりポイント制度」を始めた。
メーカーなどはCO2排出量を数値化し、それに匹敵するCO2排出量削減の取り組みを実践している製品に制度独自のラベルを表示。製品価格100円につき1円を目安にポイントを付けて出荷する。
環境NPO(民間非営利団体)やPTA、商店街などの地域活動団体がポイントを収集、集めたポイントを運営事務局に申請するとポイント数に応じて、他の環境に優しい商品・サービスと交換したり、環境活動団体に寄付したりすることができる。