川崎重工、B787増産に対応 愛知・弥富に派生型機向け新工場 (1/2ページ)

2013.12.10 06:00

 川崎重工業は9日、愛知県弥富市に計画している米ボーイングの最新鋭旅客機「787」の胴体部などの機体を造る新工場の詳細を発表した。

 投資額は約350億円。ボーイングの787増産に対応するため、既存の名古屋第一工場南工場の東側隣接地に新たに最新設備を導入した工場を設ける。

 新工場の延べ床面積は約6万平方メートルで、9日に着工し、2015年3月から稼働させる予定だ。川崎重工はB787の生産において、前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁を担当しており、新工場では既存工場と同種の生産設備を追加導入し、主として派生型機の前部胴体を生産する。

 ボーイングはB787について、現在生産する「787-8型」(210~250席クラス)、「787-9型」(250~290席クラス)に加え、派生型機「787-10型」(300~330席クラス)を新たに787ファミリーに加えることを今年6月に発表し、開発を進めている。

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