VWグループジャパンが限定発売する「ザ・ビートル・カブリオレ」。50、60、70年代の時代背景を現代風にそれぞれアレンジした(同社提供)【拡大】
フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンは18日、オープンカー「ザ・ビートル・カブリオレ」(排気量1200cc)の特別限定車を同日発売したと発表した。「50’s(フィフティーズ)」、「60’s(シクスティーズ)」、「70’s(セブンティーズ)」として、各50台ずつ売り出す。
各時代の背景を現代風にアレンジしたのが特徴で、フィフティーズは、赤と黒の2トーンのレザーシートを採用し、上質なレトロ感を強調。シクスティーズは、カリフォルニアの夏を連想させる水色を用いたという。
また、足回りに、専用のアルミホイールを使ったほか、シクスティーズには、3連メーター(油温計、ストップウォッチ、ブースト計)も付けた。
価格は388万円と通常のベース車両に比べ7万円高いという。同社は、オープンカーの限定展開について、「需要が一番冷え込む時期のてこ入れ策」と説明している。
ビートル・カブリオレは、1949年の発売開始以来、約23万5000台が生産され、日本での販売は約5000台。