【ウーマンシップ】ハート・オーガナイゼーション・菅原俊子社長 (1/4ページ)

2014.1.6 05:00

 ■医師の議論 Web利用で活発化

 医師は最良の医療を提供するため、医療技術を継続的に習得することが求められている。ただ、習得する場は意外と限られている。徒弟制度のように、著名な先生を訪れたり手術室の中で学んだりするのが代表的な手法。また、研究会や学会で公開されている事例を参考にして勉強するケースも多い。こうした中、Webを活用しながらさまざまな議論を行える新サービスの提供に乗り出したのが、ハート・オーガナイゼーション。時間や地理的な制約なしに最新技術を学べるといった理由で、注目を集めている。

 ◆画像データを共有

 外資系の製薬会社に勤めていた菅原俊子さんが、ハート・オーガナイゼーションを設立したのは2004年。医療に関する技術や知識、情報などを広く伝えるため、循環器関連の学会や研究会の企画・提案から、運営までを総合的にサポートするコンベンション事業を中心に展開してきた。

 一連の事業については定例的に請け負うことに成功し、安定的な経営を行っていた。しかし成長カーブをうまく描けず、それが悩みの種でもあった。

 ビジネスモデルの転機は11年の東日本大震災。学会と研究会は軒並み中止、延期を強いられ、ハート・オーガナイゼーションの業績は大きく低迷したからだ。人員を調整することで対応したが、「これではいけない」と痛感。温めていたビジネスプランを始動させた。それが、Web上でこれまでに経験した症例の医療画像データを共有した上で、医師同士が議論できる「ecasebook(イーケースブック)」だ。

 異なる病院間の先生同士で情報交換を行うに当たっては、ハードディスクに収録された医療データを配送し、コンピューターにつなげて確認するという作業が一般的だ。

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