■サントリーが米ビーム買収へ
サントリーホールディングス(HD)は13日、バーボンウイスキーのジムビームで知られる米酒造大手、ビーム(本社・イリノイ州)を総額約160億ドル(約1兆6697億円)で買収すると発表した。両社の蒸留酒部門の売上高合計は約43億ドルで世界3位となる。
■11月経常収支は5928億円赤字
財務省が14日発表した2013年11月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は5928億円の赤字で、比較可能な1985年以降で最大の赤字額となった。原油などの輸入が膨らんで貿易赤字が拡大したのが主因だ。
■経団連新会長に東レの榊原会長
経団連は14日、会長・副会長会議を開き、6月に任期が終わる米倉弘昌会長の後任に、元副会長の榊原定征東レ会長を内定した。6月3日に正式就任する。榊原氏は14日、内定にあたり記者団に「天命と思い、引き受けた。日本経済再興のために全力を尽くしたい」と強調した。
■西武HDが再上場申請
西武鉄道やプリンスホテルを傘下に置く西武ホールディングス(HD)は15日、東京証券取引所に株式上場を申請した。早ければ4月の上場を目指す。実現すれば、約10年ぶりの再上場となる。筆頭株主の米投資会社サーベラスと、14年度の早い時期に上場することで合意した。
■東電の再建計画を認定
政府は15日、国による支援拡大を柱とする東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)を認定した。福島第1原発の廃炉を着実に進める一方、持ち株会社制の導入や電力販売の全国拡大など経営強化に向けた主要施策を2016年度までの3年間で集中的に実施する。