日産、ソースコード解析技術販売 印コンサルと共同開発

2014.1.22 05:00

 日産自動車は21日、インド最大のIT(情報技術)コンサルティング会社「タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)」と共同開発したソフトウエアのソースコード(設計図)解析技術を、TCSを通じて外部に販売すると発表した。

 自社のカーナビゲーションシステムのバグ(不具合)を発見するため開発した技術だが大規模なソースコードでも短時間で解析できる。このため自動車産業だけでなく医療機器や産業用ロボットなど他の産業でも利用が可能という。特許やノウハウのライセンスをTCSに供与し、売り上げに応じ使用料を得る。

 日産は、自社技術を業界内外に提供するライセンスビジネスを2010年から行っている。過去にも細かいキズを自己修復できる塗装技術が携帯電話の外装に採用されたほか、高級車の内装に用いる人工皮革の製造技術が高級家具に使われている。

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