アサヒフードアンドヘルスケアは4日、ダイエット支援食品「スリムアップスリム」ブランドの新商品を10日に発売すると発表した。例年は9月と3月に新製品発表を行うが、今年は消費税率の引き上げをひかえ、「まとめ買い需要」が見込まれる3月までに店頭に並ぶよう、1カ月前倒しした。
新商品はいずれもシリーズ品で、トマトなど36種の野菜・果物を使った飲料をミキサー無しで手軽に作れる「ベジフルレッドスムージー」(10~20杯分、税込希望小売価格2200円)のほか、牛乳と混ぜて作り、1食で食物繊維を7グラムとれる「ファイバーヨーグルトゼリー」(5食分、1575円)など。既存客が日替わりで楽しめるよう、味や栄養機能が新しい品をシリーズに追加する。
ダイエット食品市場で、アサヒは販売額シェア約13%を占める首位メーカー。「スリムアップスリム」は30~40代女性が購入者の半数超を占めており、今年はドラッグストアなどで販促を強化、20代への拡大を図る。