■スマホ向けゲームコンテンツに注力
--ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で利用するアプリ(応用ソフト)を展開している
「『みんなの手に、新しい遊びを。』というスローガンの下、さまざまなソーシャルゲームのコンテンツをモバイル端末向けに開発している。誰もがスマートフォン(高機能携帯電話)を持つようになる中、モバイル端末ではゲームなど分かりやすいコンテンツが主役になる」
--コンテンツの内容は
「現在20本以上あり、20~30代の男性向けのバトルゲームが中心。昨年から本格的なRPG(ロールプレーイングゲーム)や美少女キャラクターものなど幅広いジャンルのゲームを投入している」
--カードバトルゲームが好調だ
「2010年に出した『大乱闘!! ギルドバトル』が大ヒットとしたのを皮切りに『大争奪!! レジェンドカード』『大進撃!! ドラゴン騎士団』『大熱狂!! プロ野球カード』などが立て続けにヒットした。11年は野球の打率で言えば5割ぐらいのヒット率だったが、本来はヒット作品が簡単に生まれるマーケットではない。大手ゲームメーカーも参入しているものの、スマホ向けコンテンツでは当社のような素早い動きができるメーカーが有利。日本のゲームコンテンツは世界でも1、2位を争う有望な成長市場として注目され、海外の企業も続々と参入しており、競争は年々激しくなっている」