KADOKAWAが発行するゲーム雑誌「ファミ通」によると、ソニーが22日に発売した据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の最初の2日間の国内販売台数が約32万2千台になったことが25日わかった。同誌が独自調査した。平成18年11月発売の前機種「PS3」は2日間で約8万8千台売れており、その3倍以上の売れ行きとなった。
PS4の世界販売台数は今月上旬、530万台に到達。3月末までに500万台を目指していた初期計画を上回っていた。
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの河野弘プレジデントは「欧米ではまだ需要が強い。日本で販売が始まれば数字はもっと上積みされる」と手応えを口にする。その上で、PS4を軸にした戦略について「家庭のエンターテインメント領域で果たす役割が大きくなる」とも述べ、他の製品やサービスと相乗効果を持たせていく考えを示している。