バンダイナムコホールディングス、創通、サンライズは20日、「機動戦士ガンダム」のテレビアニメ放映開始35周年プロジェクトを開始すると発表した。3つの新作アニメコンテンツを制作するほか、東京と大阪でガンダム展を開催する。
「ガンダム Gのレコンギスタ」など新作アニメ3作品は、それぞれ作品の特徴に合わせて、OVA作品としてDVDなどでパッケージ販売したり、有料ネット配信、イベント上映など露出方法を変える。さらに関連グッズなどの販売も予定している。
また、現在、東京・台場に設置している高さ18メートルの原寸大のガンダム像に続き、40周年に向けて、新たにキャラクターの原寸大像をつくる計画も明らかにした。
バンダイナムコの石川祝男社長は、今期のガンダム関連の売上高が「700億円規模になっており、大きなウエートを占める」と語り、ガンダム関連事業の重要性が増している背景を説明した。
プロジェクト開始を記念して、東京・台場で、原寸大のガンダム像を背景にし、音や映像を活用する「プロジェクションマッピング」を21日~23日まで実施する。