【Creators’Bonding】実験と創造の運命的な関係とは? (1/3ページ)

2014.4.5 05:00

木村美紀さん

木村美紀さん【拡大】

  • 対談する木村美紀さん(左)と土田エグゼクティブ・プロデューサー(撮影:増田義和)
  • 木村美紀さん著「ストップウオッチ勉強法」
  • 実験中の木村さん

 □Creators’Bondingとは?

 工業用シール剤・接着剤メーカー「スリーボンド」の「創造することこそが、社会への奉仕につながる」という理念を体現する文化支援活動。毎年9月29日(くっつく=接着の日)を中心に、才能と才能を“Bonding”するさまざまな企画を実施。本連載は、各界で創造性を発揮し活躍する多彩な人々とのインタビューを通じ、“創造”について調査・研究していくマンスリー企画。人と人との絆の大切さを再認識する旧連載「くっつく絆メカニズム」を進化・発展させ、“創造”についての理解を加えることで、人類文化の向上に寄与することを目指す。

              ◇

 ■「創造とは、人間の本能的な欲求だと思います」

 土田:木村さんは、薬学博士という肩書に加え、テレビ出演や、勉強法に関する書籍の執筆など、多方面で才能を発揮されていますね。

 木村:自分の活動を木に例えるなら、学問を幹にして、そこからさまざまな活動の枝葉が伸びているイメージです。専門は分子薬学で、大学院では海綿動物の成分を調べたり、糸状菌の遺伝子に変異を入れて機能改変する研究を行っていました。

 土田:その分野に興味を持ったきっかけは?

 木村:高校生の頃に、どうすれば世界中に幸せを増やしていけるかを考えていて、病気やけがを治す薬に興味を持ち、この道に進みました。物心ついた頃から人体図鑑を読んだり、生命の不思議について考えていましたし、気になったらどうしても答えが知りたくなる性格で。今の時代、知りたいことはインターネットで調べることができますが、まだ答えがない世界を突き詰めていく学問的な姿勢に、大きな楽しみを感じています。

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