動画マーケティングの研究組織「オプトオンラインビデオラボ」(オプト提供)【拡大】
■研究組織新設しノウハウ体系化
インターネットの動画広告・マーケティング市場が成長する中、ネット広告代理店のオプトは今月、動画マーケティングの研究組織「オプト オンラインビデオラボ」(ビデオラボ)を新設した。動画に関する社内外の知見やノウハウを体系化し、情報発信することが狙いだ。
国内外のネット広告・マーケティング市場は、スマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット型端末の普及を追い風に拡大基調にある。
特に米国における動画広告市場は、2016年にかけてネット広告の中で最も成長し、市場の15%弱を占めると見込まれる。検索連動型広告、画面やテキストを貼り付けるバナー広告に次ぐ市場になりそうだ。
日米ともにユーザーの動画視聴時間が増えており、広告主の動画活用への関心が急速に高まっている。ネット広告代理店業界には、「動画広告などのプランニングや運用、コンテンツ制作のノウハウ確立が求められている」(オプト)のが実情だ。
ビデオラボは、オプトの動画マーケティング戦略の核となる。同社のほか、ウェブサイトの設計・デザインから運営更新までを一貫して手掛ける「コンテンツブレイン」(東京都新宿区)、桑村広告研究所(同目黒区)で構成される。