【トップは語る】統合で組織を簡素化、競争力アップ (1/2ページ)

2014.8.28 04:30

コカ・コーライーストジャパン社長、カリン・ドラガン氏

コカ・コーライーストジャパン社長、カリン・ドラガン氏【拡大】

 □コカ・コーライーストジャパン社長 カリン・ドラガンさん(47)

 --コカ・コーラグループの関東圏4社を統合したコカ・コーライーストジャパンの発足から1年がたった

 「もともと4社の傘下にあった26の子会社も統合し、12社に集約した。社内のシステムや制度を統一して合理化を図り、日本企業特有の複雑な組織体制を簡素化した。スピードアップによって競争力を強化できた。統合作業を進める傍ら、業績面でもよい兆しが出ている。2014年4~6月期は販売数量ベースで前年同期(旧4社単純合算)と比べ2%増、営業利益は28%増となった」

 --自らの陣頭指揮で営業体制を改革した

 「業務分析の結果、顧客と向き合う時間が少ないという問題点が浮かび上がった。コカ・コーラグループ独自の営業戦略を全社に打ち出し、勤務時間のうち顧客と接する時間を35%から65%に増やす。そのためサポート体制を抜本的に見直し、新たなソフトやハードウエアを導入してシステムを構築。出先からも社内の作業ができる仕組みを整え、出先から直接帰宅できるようにした」

 --成長分野への新たな投資は

 「人材育成に力を入れ、この1年間で教育研修に前年比で3倍の資金を投じた。英語講師は始業から終業まで常駐させる。社内にいる『ガイジン』と会話するためではない。世界のコカ・コーラで活躍できるようなグローバル人材の育成が必要となるからだ。女性の育成にも注力する。20年までに女性管理職を5倍の100人に増やす」

 --今後の目標は

 「イーストジャパンは現在、世界のコカ・コーラ各社の中で5番目の規模。海外の注目が集まる東京五輪の開催までに、大きさだけではなく、質においても日本の飲料会社でベストワンを目指す。来日した人々に驚きを与えられるような会社でありたい。約7300人の社員の足並みをそろえ、意思決定のスピードを加速する」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。