「XboxOne」用のゲームソフト「キネクトスポーツライバルズ」の画面。テレビの上部に設置したキネクトでプレーヤーの体の動きを認識する【拡大】
米マイクロソフト(MS)が家庭用ゲーム機の新製品「XboxOne(エックスボックスワン)」を日本で4日に発売し、販売が好調なソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション4(PS4)」との事実上の2強対決に挑む。
ただ、スマートフォン(高機能携帯電話)向けゲームなどに押され、家庭用ゲーム機の需要は縮小傾向にあり、2強の争いが市場のカンフル剤になるかは未知数だ。
MSがXboxの新型機を投入するのは、2005年の「Xbox360」以来約9年ぶり。SCEと任天堂の牙城だった日本で360は苦戦した経緯があり、今回は360発売時の約4倍に当たる30本のソフトをそろえる力の入れようだ。
任天堂の「Wii U(ウィー・ユー)」の販売が不振から抜け出せない状況だけに、日本でも勝機ありと判断したとみられる。