巣鴨信用金庫(東京都豊島区)は、日本政策金融公庫(日本公庫)池袋支店(同区)と創業支援に関する業務連携の覚書を結んだ。両者のノウハウを生かし、創業予定者や創業初期の企業への支援体制の充実を図る。
覚書は(1)創業者への情報提供(2)相互の研修などへの講師派遣(3)地域における経済情報、動向に関する情報交換(4)個別企業からの相談への対応-などからなる。
巣鴨信金での調印式後に会見した日本公庫の大和田桂則東京地区統括は「地域の活性化につなげたい」、巣鴨信金の田村和久理事長も「創業支援で豊富な経験を持つ公庫の力の活用で、地域で頑張るより多くの創業者の夢の実現へのお手伝いができると思う」とあいさつした。
巣鴨信金は2009年9月、創業者支援を担当する「すがも事業創造センター」を発足。今年4月には「ビジネスサポート部」を設け、起業支援に加え、販路拡大や事業承継など、中小企業経営者の経営課題に対応している。
日本政策金融公庫も全国各地の地域金融機関と創業支援での連携を進めており、14年4~6月の融資企業数は前年同期比22%増の6939社に達している。