【ウーマンシップ】ハッピーリス・吉田理恵社長 (1/3ページ)

2014.9.15 05:00

 ■音楽活動の経験生かし音響製品開発

 「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと 駄目になりそうなとき それが一番大事」-。23年前に発売された大事MANブラザーズバンドのCD「それが大事」は、180万枚を売り上げる大ヒット曲となり、一世を風靡(ふうび)した。同バンドでキーボードを担当していたのが、音響製品の製造販売を行うハッピーリスの吉田理恵社長だ。

 1996年にバンドが解散した後、吉田さんは映像やCM向け音楽の創作に携わり数多くの実績を残した。その一方で起業したいという目標を追い続け、40歳になった2006年にハッピーリスを設立した。

 当初は胎児心音CDを中心とした音楽制作に携わっていたが、08年に「ケアレコ」という商品を開発する。これはおなかの赤ちゃんの心音を、聴音器を通して携帯電話のボイスレコーダーで録音できる装置。再生時には、携帯電話の音量を上げてイヤホンで聞くと、聴音器で聞いた音よりさらに大きく聞こえるのが特徴だ。

 ◆創業支援施設を拠点

 「それが大事」は人生の応援歌的な存在だったため「心が勇気づけられた」といったファンレターが寄せられた。しかし、吉田さんは「ソフトだけではなく音の分野のモノづくりに携わることで、病を抱えている人の役に立ちたい」といった思いを抱き続けていた。それがケアレコの開発に取り組んだきっかけだ。

 音関連の技術を開発するに当たっては音響工学の知識が不可欠だ。吉田さんの場合、ベースとなるのは、音楽活動を通じて体得した実践的な理論。例えばコンサートホールの場合、冬と夏では観客の洋服の厚さが異なることから、音の伝わり方も違ってくる。

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