【ステップアップ】ベネクス　「リカバリーウエア」のアクセサリー (1/2ページ)

　■首、腕、ふくらはぎ用の３種類

　休養や睡眠の際に着用して疲労解消や体力回復を図る「リカバリーウエア」を開発、販売するベネクスは、首や腕、ふくらはぎに部分的に着用する「リカバリーウエアアクセサリーシリーズ」を今月から市場に投入した。従来のウエアタイプに比べ、半額以下の手頃な価格に設定し、利用者の裾野を広げて一層の普及と認知度の向上を図る。ウエアの２０１４年３月期の国内売上高は５億円だったが、アクセサリーも加え、１６年３月期には２０億円に伸ばす計画だ。

　リカバリーウエアは繊維に練り込んだプラチナなど数十種類の鉱物を組み合わせた特殊な素材から発生する微弱な電磁波が、リラックス状態のときに働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐして血流を促すことで疲労の解消や安眠へと導くという。

　発売したアクセサリーは３種類。頭からかぶり首を覆う「２ＷＡＹコンフォート」（３８８８円）は、首回りの筋肉をほぐすことで、パソコンの長時間使用などでたまった首回りの疲れをとる。オフィスで昼休みに首に巻いていすに寝そべり、ゆったりとくつろいで短い時間昼寝をすることを想定している。手の甲から二の腕下までを覆う「アームフォート」（４８６０円）はパソコンのキーボード作業で蓄積した手首や肘、腕の疲労を解消する。

　また、足首から膝下までを覆う「レッグコンフォート」（４８６０円）はふくらはぎに特化している。長時間のオフィスワークや立ち仕事によるむくみを、血流を良くすることでケアする。

　３商品の合計で初年度３万枚の販売を目指す。

　リカバリーウエアは、有名スポーツ選手のほかオフィスワーカーら、幅広い人から支持され、これまでに２０万着以上が販売されている。０９年に発売した当時は、スポーツジムでのテスト販売でトレーナーや生徒から絶賛された。