【Sakeから観光立国】女子限定の「美酒活フェス」大成功 (1/2ページ)

2014.10.10 05:00

日本酒女子とともに鏡開きを行いワイングラスで乾杯する、和醸和楽の水野直人会長(中央)と美酒活フェス責任者の橋場友一氏(右から2人目)

日本酒女子とともに鏡開きを行いワイングラスで乾杯する、和醸和楽の水野直人会長(中央)と美酒活フェス責任者の橋場友一氏(右から2人目)【拡大】

 □平出淑恵(酒サムライコーディネーター)

 蔵元と酒販店の有志グループ「和醸和楽(わじょうわらく)」が主催する「美酒活フェス~東京大女酒会~」が9月27日、東京・九段北の靖国会館で開かれた。

 女子限定で1000人を超える参加者を集めたイベントは、一般的な日本酒の利き酒会とは少し違うものすごい熱気と、全員女性という華やかな盛り上がりで、いまの日本酒市場の勢いを感じさせた。協賛も普段の日本酒イベントにはない美と健康関連の企業が名を連ねた。

 正午から6時間にわたり、和醸和楽会員の蔵元が醸造した25銘柄の自由試飲のほか日本酒セミナーや、こだわりの飲食店8店の食事を満喫できた。

 川越達也シェフの日本酒をおいしくするレシピの紹介などのトークショーをはじめ、イケメン俳優・新藤学さんの「オチョダイエット」レッスンや女子の美容と健康をテーマにしたステージショーなど、数多くの企画も楽しむことができた。

 和醸和楽は、水野直人会長が社長を務める黒龍酒造(福井県永平寺町)をはじめ、全国54社の蔵元と酒販店が、2007年に結成した任意団体。国内で販売される酒類の中で、シェアを落とし続ける日本酒の将来を憂えてスタートした。

 「0杯を1杯に!」をスローガンに、すでに日本酒ファンになっている消費者ではなく、いままでにおいしい日本酒と出合っていない初心者を対象に、日本酒文化の向上を目指すべく啓蒙(けいもう)・普及活動を続ける。

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