トヨタ「ミライ」、記者が試乗体験 乗り心地は高級車 (1/2ページ)

2014.11.19 21:22

 トヨタ自動車は19日、12月15日に発売する新型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の報道関係者向け試乗会を東京都内で開いた。「ワクワクするエコカー」(豊田章男社長)を目指した世界初の市販向けFCVは、高級車にも負けない乗り味をみせてくれた。(田辺裕晶)

 運転席に乗り込むと、一人きりの車内は静寂に包まれた。FCVはガソリン車のようなエンジン音がしないことで逆に運転中の風切り音などが気になるため、遮音性の高いガラスを全ドアに採用するなど静粛性には人一倍気を使っている。

 水素と酸素の化学反応で電気を作りモーターを回すFCVは、電気の作り方を除けば電気自動車(EV)と変わらない。ただ、走り始めると印象は変わった。音もなく静かな出だしはEV同様だが、試乗コースの直線でアクセルを踏み込むと、加速とともに「フュイーン」という独特な音が高まった。

 これはタンクから燃料電池に水素を送り込むポンプの音。開発陣は当初、音を消すことも検討したが、「走る喜び」を体感できる味付けとして残した。

 アクセル操作への反応は素早く、時速100キロまで9・6秒で加速する。56キロの重たい燃料電池を床下に収納するため、重心が低くなり、カーブでもふらつきはなく安定していた。

 内装はシンプルだ。カーナビゲーション画面の下にもう1つの液晶パネルを設けた近未来的なデザインが特徴だが、禁欲的なほど余計な装飾はない。723万6千円(補助金込みで約520万円)もする高額な車と考えると、やや物足りない感じもした。

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