ホンダ、米当局への事故件数を6割過少報告 過去11年間で1729件の漏れ

2014.11.25 08:36

 【ワシントン=小雲規生】ホンダは24日、過去11年間に米道路交通安全局(NHTSA)に提出した自動車の欠陥が原因である可能性がある事故についての報告書で、事故の件数を6割過少に申告していたと発表した。ホンダは第三者機関による調査の結果を踏まえ、意図的な過少報告を否定しているが、対応に遅れがあったことを認めている。

 ホンダによると、2003年7月から14年6月までに1729件の報告漏れが見つかった。ホンダは同時期に1144件の事故を報告していたが、本来なら2873件を申告すべきだったかたちだ。

 ホンダは9月からこの問題について外部の法律事務所による調査を進めていた。その結果、過少報告の原因として、事故の被害者らから書面で連絡を受けた際に日付をデータベースに入力してないケースがあったため、NHTSAへの報告書作成時の事故件数の計算から漏れていたこと、報告書作成に使うコンピュータープログラムにミスがあったこと、ホンダが警察などから連絡された事故はNHTSAに報告すべき事故には入らないと誤解していたことを挙げている。

 ホンダはこれらの問題点について、すでにプログラムの修正などの改善策をとっている。しかし2011年の時点でこれらの問題点について社内で指摘があったが、今年9月まで本格的な調査を行っていなかった。リック・ショステック北米ホンダ上級副社長は同日の電話会見で「問題の修正に求められる迅速性が欠けていた」と話した。

 また1729件の報告漏れのうち、8件はリコール(無料の回収・修理)拡大が問題になっている日本の自動車部品メーカー、タカタのエアバッグに関する事故だった。ただしホンダはこれらの事故は、別の報告書などでNHTSAに知らされていたとしている。

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