次世代を担う人材たちが新規若年層ユーザーの獲得について真剣に語り合った【拡大】
日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)は11月20日、今年最後となる定例理事会後の記者会見を開催。団体加盟についての要望を受け、定款変更等協議している状況を報告した。団体加盟とは、業界横断組織である日遊協に他の業界団体が加盟すれば、早い速度で物事を進められるという発想の取り組み。2007年には日本遊技産業経営者同友会(代表理事・松田高志氏)が団体加入し、現在に至っている。
また、「遊技産業活性化プロジェクト」の1つである依存問題ワーキンググループについて対応状況を確認。「ギャンブル依存症」という言葉が1人歩きしているなか、パチンコの依存問題もクローズアップされている。そのような背景で「パチンコ業界として、やらなければならない対応を粛々と進めていきたい」(庄司会長)と業界としての姿勢を示した。
理事会を終え、今年の感想を求められた庄司会長は「思っていることが半年遅れてしまう」とコメント。「今年は30点」と自己採点し、来年はより実りある活動にしたいと意欲を見せた。
一方、日遊協は11月20、21の両日、東京都中央区の晴海グランドホテルで人財育成委員会が運営する第8回マネジメント・カレッジを開催。
同試みは、パチンコ・パチスロ新時代に求められる遊技産業の新しいリーダーの養成を目指す研修の場で、07年からスタート。今年で8回目を迎えた。
マネジメント・カレッジは1泊2日で行われ、2日間にわたるグループワークを中心に実施。当日は、会員企業よりホール、メーカー、販社など45人が参加した。