復興に向けた思いがリレーしたカラオケ大会は今年も大盛況に終わった【拡大】
福島県のパチンコホールで組織する福島県遊技業協同組合連合会(福島県遊連、理事長・禹日生氏)は11月25日、rfcラジオ福島とともに郡山市のビッグパレットふくしまコンベンションホールで「福島県応急仮設住宅カラオケ歌合戦2014決勝大会」を開催した。
このカラオケイベントは、パチスロメーカーの組合である日本電動式遊技機工業協同組合(理事長・里見治氏)とパチスロの販売会社で組織する回胴式遊技機商業協同組合(理事長・伊豆正則氏)が東日本大震災復興支援プロジェクトの一環として企画したカラオケ大会が始まり。東日本大震災で被災し、仮設住宅に居住している住民同士のコミュニケーション促進とストレス解消を目的として2011年に宮城、12年に福島、13年に岩手で開催された。
福島県において、このカラオケ大会の開催が地元で大きな反響を呼び、昨年以降、継続開催の要望に応える形で福島県遊連主催・rfcラジオ福島共催のスタイルで実施されている。
主催者を変えながら3度目を迎える同カラオケイベントでは、9月4日の小田部(こたべ)応急仮設住宅を皮切りに、浪江町、楢葉町、富岡町、大熊町、川内村の県内10カ所の仮設住宅で予選会を開催。決勝大会では、予選会を勝ち上がった52~83歳までの男女18人が歌声を披露。各応急仮設住宅の住民応援団の声援を受けながら、約500人の観客の前で熱唱した。