うるる、労働力不足の懸念払拭 ネット事業で在宅ワーカー活用 (1/3ページ)

2015.2.10 05:00

うるるの星知也社長(左)と写真販売システム「園ナビフォト」を発案した新規事業部の野坂枝美さん

うるるの星知也社長(左)と写真販売システム「園ナビフォト」を発案した新規事業部の野坂枝美さん【拡大】

 うるるは、クラウドソーシングをはじめ、インターネットを活用したさまざまな事業を展開している。それらの事業に共通しているのは、在宅ワーカーを活用している点だ。星知也社長は「在宅ワークをスタンダード化するのが使命」と意気込む。

 うるるは、クラウドソーシングサイト「シュフティ」を8年前から運営し、在宅ワーカーと仕事の発注主を仲介している。仲介する仕事はデータ入力や翻訳といった、子育て中の主婦でもこなせる簡単なものが中心。プログラミングのように、一定水準の技能を求められることが多い他のクラウドソーシングとは一線を画している。

 登録するワーカーの8、9割は女性で、うち半分を主婦が占める。とはいえ、中には月に40万~50万円を稼ぐ人も。昨年後半には8000人増えた月もあり、1月下旬には早くも10万人を突破。星社長は「1年後に25万人を目指す」と意気込む。

同社は官公庁などの入札・落札情報を企業に提供するサービス「NJSS(エヌジェス)」を展開

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