インスタント食品大手の永谷園は、家庭にある材料で、居酒屋で人気のメニューが簡単に作れる総菜の素「わが家は名酒場 まぶして焼くだけ!炭火焼風焼き鳥」「同 揚げずにできる!揚げ出し豆腐」「同 燻(いぶ)さずできる!燻製(くんせい)の素」(2人前、170円)を2日発売した。
「まぶして焼くだけ!炭火焼風焼き鳥」は「炭火焼き粉」と「たれ」がセットになっており、竹炭の入った粉を鶏肉にまぶし、フライパンで焼き、たれを絡めるだけで、香ばしい焼き鳥の風味が楽しめる。「揚げずにできる!揚げ出し豆腐」は「衣」と「あん」がセットになっており、豆腐に米粉が入った「衣」をまぶし、フライパンで焼き、カツオだしを効かせた「あん」をかけるだけで仕上がる。「燻さずできる!燻製の素」は、燻液が入った調味液に、ゆで玉子やチーズ、サーモンなどを5~10分漬けるだけで、燻製のうま味と風味が味わえる。
同社は、家庭で簡単にできる手助け商品の総菜の素を「お肉マジック」「お魚マジック」「やさしい中華」「麻婆春雨」などでシリーズ化を図ってきたが、自宅で晩酌する“家飲み”需要が増加しているのに着目、これまでにない“お酒のおとも”という新しい切り口で総菜の素の新しい提案をしている。