「『野球バンザイ』~チャンスを活かせ~」をテーマに講演【拡大】
「全国遊技業青年部会交流会」が5日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で開催された。今年で6度目を迎える同催しは今回、広島県と山口県の青年部会の共催で実施。全国23都府県からの参加があった。全国青年部会は、遊技業の“これから”を考えるために、次世代の業界を担う全国の青年部会員が一堂に会する機会として開催。親睦と連携を通じて全国に協力し合える仲間を作ることにより、今後の遊技業界のさらなる発展に力を尽くす目的だ。
テーマは「緊急ミッション! 遊技人口を回復せよ!」。メーカーや遊技機販売会社の本社営業部や開発担当者らも参加するなか、ファン人口減少の問題点を具体的に考えるとともに、新たな取り組みを検討。業界の未来のため、メーカーとホールが手を取り合い協力し合えることなどについても話し合われた。
また、交流会では元広島東洋カープ監督の山本浩二氏を招いた講演も行われた。山本氏は「『野球バンザイ』~チャンスを活かせ~」をテーマに、良きライバルたちとのコミュニケーションの中で生まれるパワーや、継続して物事に取り組むことの重要性について語った。その後、14グループに分かれてのディスカッションを実施。(1)なぜここまで遊技人口が減ったのか?(2)原因を解決する方法と問題点を探ってみる(3)メーカーとホールで協力できることは何か?-の3つを骨子に「遊技人口を回復させるためにどうすればいいのか」を議論した。
なお、ディスカッションの最後には各グループの代表が意見発表を行った。その原因については「イメージが悪い」「スマホやPCの普及」「娯楽の多様化」との意見をはじめ、「大当たりの経験がしにくい」など営業面での問題を指摘する声も聞かれた。