【業界団体だより】保通協が第６回保安電子通信技術セミナー・展示会

　一般財団法人保安通信協会（理事長・久保國興氏）は２月１８日、東京国際フォーラム（東京都千代田区）で第６回保安電子通信技術セミナー・展示会を主催した。

　警察庁、総務省消防庁、海上保安庁が後援。「災害・事件・事故につよく、人にやさしい社会へ」をテーマに、国民生活の安全、安心のさらなる向上に資することを目的に開催された。

　久保理事長はあいさつで「昨今の経済状況、社会の複雑化など、わが国の治安情勢を取り巻く国内外の環境は厳しさを増している。そのような中、警察・消防・海上保安庁の各機関が果たすべき役割はますます重要になってきている」とした上で、「産業界における電子情報通信技術の発展は目覚ましい」とし、この展示会を、講演や機器展示などを行い、映像、デジタル・フォレンジックなどの最新の技術を紹介する場と位置づけた。

　セミナーでは、特別講演３題、基調講演７題、セミナー１３題を展開。一方、展示会では「画像解析ソリューション」「捜査ソリューション」など５分類において４５の企業が出展。ＩＣ免許認証実証実験の特設コーナーなども設置され、関心を集めた。