日本遊技機工業組合(日工組、理事長・金沢全球氏)はこのほど、パチンコ機開発における自主的な設計基準を変更。大当たり確率の下限を、現行の400分の1未満から320分の1未満に引き上げることを決めた。
このほか、初回大当たりにおける獲得遊技球数の下限を新たに設け、最も多く出玉を獲得できる大当たりの3分の1以上、かつ600個以上とした。例えば、2400個が最大の場合、800個が最低の獲得遊技球数となる。
これにより、最小出玉が最大出玉の4分の1以上とする大当たり確率(実質確率)の算出に必要な定義と、大当たり確率(実質確率)とソフト上の大当たり確率の関係について「後者÷前者≦1.3」までとする制限を撤廃した。なお、対象となるのは、獲得遊技球数の期待値が6400個を超える遊技機。変更された基準を満たさない機種の販売は今年10月31日まで。
このたびの内規変更は、射幸性の抑制および初回大当たりまでの消費金額を抑えることを目的とし、のめり込み対策の一環に位置付けられる。
一方、オッケー.(名古屋市天白区)は3月5日より「ぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士」のフィールドテスト導入を開始。これに伴い名古屋市中区のSUNSHINE SAKAEグランドキャニオン広場で、スペシャルイベント「戦えゼブラ!ULTRAレバー初体験!!」を開催。開演2時間前に行列ができるなど、愛知県を中心に多数のファンが集まった。当日は、SKE48のメンバーで結成されたパチンコ応援ユニット「ゼブラエンジェル」の古川愛李さん、小林亜実さんらが会場を盛り上げた。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)