NECとNECキャピタルソリューション(東京都港区)は27日、横浜市内の複数の施設に電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)用の充電器約200台を7月以降に設置すると発表した。充電器は有料でみなとみらい21地区や港北ニュータウンなどの大型施設を中心に設置される。
大気汚染への影響が少ないEVやPHVは、環境に優しい次世代自動車として普及が進められている。普及には、充電器や利用者認証や課金など行う充電コントローラーなどが不可欠となっており、現在、政府の支援のもと、大規模施設での設置が行われている。
今回、各運営事業者が政府の補助制度を活用し、NECの充電器や利用者認証や課金など行う充電コントローラーを設置することを決めた。NECは各運営事業者から充電設備を借り、EVやPHV利用者に有料充電サービスを提供する。
NECキャピタルソリューションは、充電インフラのリースを請け負う。今回の充電サービスはジャパンチャージネットワーク(横浜市西区)と連携し、提供する。