【Bizクリニック】サイトを買えば時間が買える (1/2ページ)

2015.4.14 05:00

 □日本サイトM&A協会代表理事・和家智也

 東京や大阪などの首都圏を中心に広がっていたサイト売買市場がここ数年、地方に拡大し、北海道から沖縄まで至る所で取引されるようになった。2014年に私のところに寄せられたサイト売買の相談件数は前年に比べ30%以上伸びている。インターネットやホームページは地方の中小企業にとっても欠かせないツールであり、どんな業界や業種でもウェブサイトが必要になっている。

 日本サイトM&A協会の会員で仲介事業を行っているインターコネクト(愛媛県松山市)の酒井一樹社長は「とくに地方では、東京などに後れを取っている企業が多く、時間を買う目的で自社に有益なウェブサイトを買収できれば、魅力的かつ合理的な戦略手段になる」という。

 サイトを買いたい人が増えているのは、2つの理由がある。1つ目は、時間を買うためだ。インターネットの業界は「ドッグイヤー」に例えられる。犬は人間の約7倍の速さで成長し老いていく。ウェブサイトも同様に7倍で成長し、同様に衰退することもあるということだ。

 最先端のウェブサイトの技術システムや運営ノウハウを自社で一から学んで立ち上げるには、多大な時間と労力を要してしまう。一方、先端技術やノウハウを取り入れたウェブサイトを買収すれば、時間を買えるだけでなく、無駄なウェブサイト開発や投資にはなりにくい。

 2つ目は、ウェブサイト運営という事業を「ゼロ」から立ち上げて「1」という形にするよりも、すでにある「1」という形のある事業を大きく育てる方が容易であり、リスクも少なく、場合によっては安価で済むからだ。

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