大阪市の村上龍一副市長に自動車キーを贈呈する大阪府遊技業協同組合の平川理事長(左)【拡大】
大阪府遊技業協同組合(大遊協、理事長・平川容志氏)は3月23日、大阪市ならびに大阪府に対し、福祉車両贈呈式を挙行した。「地域の社会福祉のために役立ててほしい」との趣旨で、2003年12月からスタート。今年は、大阪市に7台、大阪府に8台を寄贈し、これにより贈呈した車両総数は185台となった。
当日は、午前中に大阪市北区の大阪市役所正面玄関前広場で「第23回福祉車両贈呈式」を開催。贈呈式には、大阪市から村上龍一副市長、西嶋善親福祉局長ら7人が出席。広場では、平川理事長から村上副市長に自動車キーの贈呈が行われ、これに対し大阪市側が感謝状を授与した。大遊協の「善意の箱」事業による大阪市への寄付は、1972年から始まり、今年で44度目を迎える。
午後からは、大阪市中央区の大阪府庁内・本館5階正庁で「第24回福祉車両贈呈式」を開催。平川理事長が松井一郎知事に目録を贈呈。松井知事は「大阪府では障がいを持つ方々のサポートと自立のお手伝いに力を注いでいる。大遊協の方々の長年の福祉貢献に重ねて、深く感謝を申し上げる」と謝辞を述べた。