外国人観光客にパチンコは訴求するのか。今後の動向が注目される【拡大】
マルハン(京都市上京区)は4月24日、東京都新宿区の「新宿東宝ビル」内に、同社初のインバウンド対策型店舗となる「マルハン新宿東宝ビル店」をオープン。また、これに先駆けて、16日には店舗のプレス内覧会を開催した。
「新宿東宝ビル」は、歌舞伎町のランドマークであった新宿コマ劇場跡地に建設された複合施設。総客室数970室の「ホテルグレイスリー新宿」と都内最大級の映画館「TOHOシネマズ新宿」を核テナントとして、アミューズメントや飲食・物販店舗などバラエティーに富んだテナントがそろう。また、世界有数のエンターテインメントシティーにふさわしく、屋外テラスには実物大のゴジラヘッドを設置。新たな歌舞伎町のシンボルとして機能する計画だ。
2階フロアに展開するマルハンの同店舗では、随所に外国人観光客が安心して遊技を楽しめる工夫が施されている。なお、同店のインバウンド対策は、「ホテルグレイスリー新宿」が外国人旅行者への利用対応を打ち出していることにも呼応する。
内覧会当日は、インバウンド対応施策の検証を目的に30人の外国人モニターを招待。彼らが実際にパチンコを体験するスタイルでの店舗公開となった。