マルハン(京都市上京区)は4月27日、奈良県地域振興部が主催する「奈良県省エネ節電所エコチャレンジ」で、奈良県内7店舗の節電の取り組みが優れた成果を上げた事業所として最優秀大賞を受賞した旨、発表した。
奈良県内のマルハン7店舗では、全員にアイデアを募集するなどスタッフの自発的な活動として「ムリなくムラなくムダを無くす」をテーマに節電に着手。前年度比で10.65%の電力使用量削減を実現したという。
取り組み内容は(1)自分たちのアイデアや取り組みの成果をデマンド監視装置により「見える化」(2)空調の温度設定(室内は何度が快適かを季節ごとに追究しその温度を基準に無駄な空調使用を削減)(3)外気(換気)の活用(4)トイレの便座の蓋を閉める(5)照明や設備のスイッチ横に電源ON、OFFの時間や方法を掲示する。
「奈良県省エネ節電所エコチャレンジ」は、奈良県内の家庭および県内に所在する事業者を対象に、前年同月(12月~1月)と比較した電気使用量の削減率・節電の取り組み内容を評価内容とし、節電に積極的に取り組み、成果を上げた県民・事業所を表彰。取り組み事例を広く県民に紹介することで、奈良県において「楽に、楽しく、快適に有意義な節電スタイル」の普及と促進を目指す。
マルハンは、2013年1月に一般財団法人省エネルギーセンターが選定する「平成24年度 省エネ大賞」の省エネ事例部門で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞するなど、積極的に節電活動を推進している。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)