■私がコメントすると大変なことに
質疑応答では13人の株主が質問をした。主なやり取りは次の通り。
--「夢」を語っていただき、個人株主としてもうれしく思う。安定株主をどう維持するのか、その考えをお聞きしたい。
孫正義社長 「短期的な出来事に一喜一憂するのでなく、10年、20年、30年、100年単位で物事を考え、われわれのグループが大きく成長する、短期的には赤字を出しても大きく投資する、そうした経営をこれまでも行ってきたし、今後も続けたい」
--「iPadミニ」のユーザーだが、操作法がわかりづらく、ショップで相談してもわかりにくい。世界に羽ばたくならば、末端の従業員の教育も重要ではないか?
孫社長 「スタッフ教育をさらに強めていきたいが、根本的には説明がなくても使いやすい製品、サービスにすることが大事だ。そのためには人工知能を使って、会話型で使い方を教えられる、そうした方向を目指していきたい」
このあと、会場がどよめいた質問が飛び出した。