パチスロ市場の活性化に向け、新体制を全員で支えていく【拡大】
日本電動式遊技機工業協同組合(日電協、理事長・里見治氏)は12日、東京都中央区のパレスホテル東京で第35回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選において佐野慎一副理事長が新理事長に就任した。
里見理事長は冒頭のあいさつで「業界の市場規模がシュリンクを続け、厳しい状況が続いてきた」と、8年間の理事長在任期間を振り返った。思ったような成果を得ることができなかったと遺憾を示しつつも「どこかで下降トレンドを止め、3000万人とはいかずとも2000万人くらいのファンに支持される業界に戻していかなくてはならない」と指摘。佐野理事長の活躍を祈念するとともに、引き続きサポートしていく意向を伝えた。
一方、佐野新理事長は就任のあいさつで「前理事長のサポートはもちろん、副理事長を3人に増やしてサポートしてもらう。いろいろな状況変化が起こるなか、力を合わせて頑張っていきたい」と述べた。
なお、副理事長には兼次民喜氏が再任され、小林友也氏と片田富穂氏が理事から新たに選任。里見氏は相談役に就任した。