タイのアユタヤ銀行を買収した三菱UFJフィナンシャル・グループが、日系企業の現地従業員向け給与振込口座を1万件超、新規獲得したことが21日分かった。アユタヤ銀は今後3年間で預金を2割増やす計画で、三菱UFJのアジア戦略を牽引(けんいん)する。
タイでは、邦銀支店の個人向け業務は許可されておらず、多くの日系企業はタイの地元銀行に従業員用の給与口座を設けている。
三菱UFJは平成25年12月にアユタヤ銀を子会社化。今年1月には三菱東京UFJ銀行バンコク支店と統合した。
三菱UFJはアユタヤ銀の買収後、「融資も給与支払いも当グループで一元化できる」と日系企業に売り込んできた。業務を一本化したことが新規口座の獲得につながった。