カルビー「第3の朝食」の新たな戦略 (1/3ページ)

2015.6.26 16:00

新事業戦略を説明する伊藤秀二社長兼COO=東京都千代田区

新事業戦略を説明する伊藤秀二社長兼COO=東京都千代田区【拡大】

  • 「フルグラ」の新商品をアピールする松本晃会長兼CEO(右)と伊藤秀二社長兼COO=東京都千代田区
  • 好調な売れ行きが続く「フルグラ」

 日本人の朝食と言えば、ほとんどはご飯かパンのいずれかだろう。「かっぱえびせん」「じゃがりこ」などで知られるスナック菓子最大手のカルビーが、その朝食の分野でグラノーラをご飯やパンに次ぐ「第3の朝食」として定着させてきた。そんなカルビーが第3の朝食で新戦略に打って出る。

 グラノーラとは、シリアル食品に属し、穀物を焼き固めた食べ物を総称だが、カルビーが手がけるグラノーラの中核商品「フルグラ」(フルーツグラノーラの略)の平成27年3月期売上高は、前期比51%増の143億円と飛躍的な伸びを記録し、同社の好業績を牽引する役割を果たした。このことが、新戦略に踏み出す決断を後押ししたと言えそうだ。

 カルビーの松本晃会長兼CEO(最高経営責任者)は「日本のシリアル食品の市場規模は、長らく250億円程度といわれてきたが、今後、高い成長を続けて3年後には1000億円規模に到達する可能性がある」と予測する。こうした成長見通しの原動力と言えるのが、グラノーラだ。特にそのグラノーラがもつ健康効果だ。その一つが塩分摂取を抑える働きといわれる。

 東京女子医大の渡辺尚彦教授は「フルグラ50グラムあたりの塩分量は0.2グラムと少なく、これを朝食に取り入れることで大きな減塩効果が期待される」と説明する。

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