【ピックアップ】レジャー白書、パチンコ人口1150万人 (1/2ページ)

2015.7.25 05:00

健康志向がうかがえるレジャー市場。遊技産業の苦戦は依然つづくとみられる

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 日本生産性本部の余暇創研は13日、東京都渋谷区の生産性ビルで「レジャー白書2015~国内旅行のゆくえと余暇活動~」の概要を発表した。

 同白書は、余暇活動調査などを基に、日本における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に取りまとめた資料。1977年の創刊以来、通算39号を数える(本編は8月4日に発刊)。なお今回の余暇活動調査は、今年1月に、全国15~79歳の男女を対象にインターネット調査で実施。有効回収数は3325人であった。

 白書によると、2014年の余暇傾向は「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が5400万人と、4年連続の参加人口首位。前年2位の「ドライブ」が4位に後退するなか、「ウインドーショッピング」「ウオーキング」「ピクニック、ハイキング、野外散歩」など、歩いて楽しむスタイルのレジャーが順位を上げた。

 余暇市場は72兆9230億円と、前年比0.6%の増加。特に、観光・行楽部門が前年比5.0%増となり、伸び率が前年(4.0%)を上回って市場の伸びを牽引(けんいん)した。

 内訳を見ると、国内旅行が大きく伸び、遊園地・テーマパークが過去最高業績だったほか、国内航空、鉄道、リゾートクラブなども軒並み好調をキープ。また、外国人観光客の増加が好影響しホテルが2桁成長になる背景で、近年落ちていた旅館もプラスになったが、海外旅行は円安の影響で伸び悩んだ。

 ちなみに、スポーツ部門は前年比0.7%増で3年連続のプラス。趣味・創作部門は前年比1.8%減と、縮小傾向が続いている。

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