佐野会長が中心となり、パチスロ自主規制の内容と販売スケジュールを説明【拡大】
回胴式遊技機製造者連絡会(会長・佐野慎一氏)は15日、東京都千代田区のパレスホテル東京で今後のパチスロ機における自主規制について説明会を開催した。当日は、パチスロ機メーカーで組織する日本電動式遊技機工業協同組合加盟企業、パチンコ機メーカーで組織する日本遊技機工業組合に加盟しパチスロ機を製造する企業の責任者や技術責任者ら120人以上が出席。のめり込み防止を目的とした自主規制内容について確認を行った。また、説明会の後、午後4時より記者会見を開催。これまでに取りまとめられた自主規制内容や、規制対応機の納品スケジュールについて発表した。
要点は、ATと呼ばれる出玉を伴う付加機能について「ATは役物ではなく入賞」という概念を維持できたこと。通常時にATだけで出玉を増やすことはできないが、ART機の開発は担保されたことになる。なお、この自主規制は12月1日以降に型式試験申請する遊技機に適用。現在販売されているような、出玉制御はメーン基板に移行しているが、完全には自主規制に対応していないパチスロ機の新台設置期限は来年7月末まで。