星野リゾート(長野県軽井沢町)は27日、シティーホテル「ANAクラウンプラザホテル」の4施設を買収すると発表した。取得額は400億円弱で最大規模の投資になる。同社はこれまでリゾート型のホテルや旅館を中心に手掛けてきたが、国内外からの地方の中核都市への観光客は増加傾向にあり、「都市観光」という新ビジネスに参入する。
買収するのは金沢、富山、広島、福岡の4都市にあるクラウンプラザホテル。米国系ファンドから経営権を取得する。運営は従来通り英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)が続ける。
地方都市の観光はビジネスホテルが主流だが、同社は独自の観光サービスを付加することで参入余地があると判断した。
星野佳路社長はフジサンケイビジネスアイの取材に応じ、「今回の4都市以外にも、魅力のある街は多い。いずれは当社のブランドで、この分野の運営も手がけたい」と狙いを語った。