テラモーターズ、訪問看護・介護に電動バイク初納入

　テラモーターズ（東京都渋谷区）は、訪問介護・看護の事業者向けに初めて電動バイクを納入した。採用したのは、医療看護介護リハビリ生活総合サービスステーション（同新宿区）が運営する「あわーず訪問看護リハビリステーション」で、「ＢＩＺＵＭＯＩＩ」を４拠点に導入した。

　訪問看護ステーションでは一般的に、利用者宅への足として軽自動車を使用している。しかし、病状の急変で深夜・早朝の訪問が恒常化し、エンジン音が近隣の迷惑となることが課題となっていた。このため静音性と渋滞を回避できる機動力が決め手となり、電動バイクの導入を決めた。

　今年中に同ステーションの全６拠点での購入が予定され、他のステーションからの引き合いも増えている。

　今後、実際に利用した看護師らの意見を踏まえて、「荒天時のためのルーフ付き機種」など、訪問看護・介護の業務に合わせたオプションや機能改修なども検討する。