日本語の観光地図の前で行き先を探す外国人観光客=東京都中央区【拡大】
登山・アウトドア地図アプリ「ヤマップ」を展開しているセフリ(福岡市中央区)は、インバウンドの旅行者が気軽に使えるように、日本地図を網羅したヤマップ英語版を開発した。9月をめどにスタートさせる予定。衛星利用測位システム(GPS)機能を活用し、手持ちのスマートフォンを使えるのが特徴。観光地での訪日外国人の道迷いに救いの手を差し伸べる狙いだ。
ヤマップは、携帯電話の電波が届かない山の中でも、スマホに搭載されているGPS機能を活用して、現在位置が確認できる地図アプリ。20歳から山登りに夢中になったセフリの春山慶彦社長が「山での遭難や道迷いの事故を軽減したい」と、GPSの地図アプリを開発した。
これまでも、山登り愛好家の中では、専用のGPS機器を持って山登りするケースはあったが、「端末は3万~10万円と高額で、誰もが気軽に使えるモノではなかった」(春山社長)。ヤマップは手持ちのスマホにアプリをダウンロードすれば使用可能で、通信料以外は費用はかからないといい、プリインストールするスマホメーカーも出るほど認知を高めてきた。